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基礎力が身についたといえるためには

受験算数の基礎力が身についたという状態は

 

 

典型問題の解き方を完全に使いこなせる状態ということです。

 

 

基礎力を身に付けるには

 

 

     解法を理解すること

 

 

そして

 

 

     練習して習得すること

 

 

という二つの段階があります。

 

 

解法を理解する際の注意すべき点は

 

 

旅人算や流水算、ニュートン算など特殊算を

 

 

丸暗記で対応してしていないかどうかを

 

 

チェックすることです。

 

 

要領がよいお子さんですと、

 

 

テキストの例題の手順を丸ごと覚えてしまうことがあります。

 

 

確かに暗記力は素晴らしいと思います。

 

 

しかし、その丸暗記の学習法では実践の場で苦労します。

 

 

端的に言うと、使えない知識をため込んでも

 

 

問題文を少しひねられただけで

 

 

手が止まってしまいます。問題が解けません。

 

 

腹の底から腑に落ちる、深い理解を伴いわないと

 

 

その知識は使い物にならないからです

 

 

腑に落ちているかどうかを確かめるには

 

 

お子さんに解き方を説明させてみてください。

 

 

丸暗記の暗記の場合、説明が論理的ではありません。

 

 

論理的に説明ができていないのでしたら、

 

 

テキストに立ち戻って解法をじっくり検討することをお勧めします。

 

 

次に練習するという部分に関してですが、

 

 

 

やるべき問題を整理してください。

 

 

やるべき問題が明確であると

 

 

迷わずに練習に取り掛かれます。

 

 

やる気がでます。

 

 

 

問題をより分ける、ひと手間について

 

 

具体的には

 

 

問題をコピーして間違えノートを作る。

 

 

■テキストに付箋を貼る。

 

 

シールを貼って目印とする。

 

 

などの方法があります。

 

 

復習をしやすい環境を整えることが

 

 

反復には大切です。

 

 

ここは、親御さんの出番ですよ。

 

 

「復習しなさい」の掛け声だけでは

 

 

お子さんは具体的な行動に移せないですから。