中学受験生を持つ親の心得
親は焦らない。心に余裕を持つ。子供の人生を俯瞰する。
■親は焦らない
焦りが生まれる原因は、
親がお子さんに期待している期待値と
お子さんの現在の到達点のギャップから、生まれます。
お子さんに期待をすることは、親として当然の感情です。
だから、期待することは悪くありません。
良くないのは、ギャップを埋められないほどの過度の期待です。
親が焦っても、子供の成長につながりません。
むしろ、その焦りはイライラ、怒りに変化してしまう。
「こんな問題も、できないの?」
「まだ、終わらないの?」
言ってから後悔する言葉ですよね。
親は焦らず、子供の成長をじっくりと待つことが大切です。
焦りから小言を言いそうになったら
まずは深呼吸。
心を落ち着かせましょう。
焦らず待てる親が子供を伸ばす親です。
■こころに余裕を持つ
週テストや模試の成績に過剰に反応しない。
子供の成績に対して、熱くなりすぎない。
冷静に分析する心が大切です。
成績が伸びていなかったとしたら、
どこができていないのか
どう改善すれば、伸びそうなのか
分析、実行すればよいだけです。
感情的に子供に当たっても、成績は一ミリも伸びません。
むしろ、親子関係がぎくしゃくします。
■全体を俯瞰する。
中学受験は義務ではありません。
そして、中学受験がゴールでもありません。
お子さんの学習進度や適性を見て
志望校を変更する。
中学受験をやめて高校受験に方向転換するという選択肢もあります。
なにが子供の成長に有益なのかを冷静に見極めることが大切です。
お子さんの成長を長いスパンで考え、俯瞰してみる目が必要です。